【LA:マリブ】思い出編その2:サンタモニカからマリブへ。一人旅を満喫。億万長者の隠れ屋

旅の記録

旅にでると、予定にはなかったところに足を運ぶことがしばしばある。

それも旅行の醍醐味なのであるが、どこか「勘」や「ひらめき」に左右される。

ロスでの長旅でもそんなことを経験した。ここに行ってみてはといった「勘」。

そこは「マリブ(Malibu)」という街。ここもサンタモニカと同様ビーチのきれいな観光地だ。

マリブといえば、

映画界のセレブが住む邸宅の街。

ここはロスアンゼルス国際空港から近く、またプライベートジェットのために空港もそこから近いという移動に便利という立地がある。

また、美しい太平洋の海がゆったりした情景を醸し出しているのも人気の一つだ。

ぜひセレブの街も歩いてみよう。そこからの形式も最高だ。

1891年にロスアンゼルスの実業家フレデリック・H・リンジが1万3,000エーカーを購入し、農場を開いたのが開拓のきっかけだ。マリブ・ピアはその農作物を出荷するために建造されたものだった。

サーフィンの街。

オリジナルのサーフシティーといわれるほどサーフィンの街として知られる。サーフライダービーチは世界で初めて認定した世界サーフィン保護区だという。カリフォルニアでも指折りのサーフスポット。サーフィンの歴史が深いビーチなのだ。

大自然が息づく街。

海とキャニオンのコントラストがサンタモニカでは味わえない魅力がある。

ただしここは毎年とっていいほど、山火事が起こってニュースになることで知られている。すばらしい景観が損なわれないかと残念ではあるが、これも地球温暖化の代償なのだろうか。

さてマリブはそんな大自然と風景を存分に満喫したい旅人に最適な場所だとは思う。

ここは距離的にはサンタモニカから車で20分のところにある。

ここは先住民(インディアン)のチュマシュ族が居住していたところでHumaliwo(大きく鳴り響く波)という地だそうだ。

波は確かに美しくかつ強い波だった。

ここでは2018年に訪れたマリブを記憶を辿りながら紹介したい。

サンタモニカからマリブへ

サンタモニカをほとんど制覇したら、次はどこに行くか。

(サンタモニカは前回紹介したのでそちらを参考に)

ロスのダウンタウンに行くのか。

それとも

サンフランシスコに行くかラスベガス?でもけっこう距離はある。日帰りは無理だ。

となると

近場でしかも日帰りで行けるところ。

私はアウトドアが好きだから、市内よりも郊外に目をやった。

サンタモニカから近場で海と山(キャニオン)のある場所、マリブを選んだ。

ここはサンタモニカから車では20分という近場(でもこの道は週末だと少し混むかもしれない)

私はバスを利用した。線134のバスがサンタモニカから出ている。

乗り場は5th coloradoがあるが、私はサンタモニカの海に誓いOcean Coloradoから乗った。乗り場は海沿いの方から乗ることをすすめる。

乗客は結構多く、バスも頻繁には来ないから、根気よく待たなければならないだろう。

待つのも旅の醍醐味。待ちながら、いろんな人を観察できるし、周囲をゆっくり見渡すのもいい。

バスは海岸沿いのPacific coast Hwyを走る。海沿いだからところどころ綺麗な景色に出会うだろう。海の反対はどうやら山なのかキャニオンなのか、そのような景色が目に飛び込んでくる。

車の量もけっこう多い。アメリカは車社会。車で週末キャンプをしたり、ショッピングをしたりするんだろう。

たしかにマリブにはたくさんの大型のキャンピングカーが止まっていたのを見た。

しばらくすると、開けた海が見えてくる。

都会を走るという感じではない。山と海だけが広がる。

私の好きな景色だ。都会よりはいい。

そして行く先はマリブ・ピア。このマリブ・ピアで下車しよう。

マリブ・ピアからみるビーチ

マリブ・ピアにはカフェやレストラン、おしゃれな雑貨屋がある。

ここではサーフィンはもちろん、釣りをする人も多いという。

海を見ながらカフェで一息したり、食事を楽しむもいいだろう。

とにかくマリブ・ピアからみる景色は最高だ。山と海のコントラストがいい!

サンタモニカとはやや違って、人が少ない分、カリフォルニアの景色を静かに堪能しましよう。

ペパーダイン大学から見る景色

マリア・ピアを満喫して、ビーチを背に丘の方に向かった。そこから坂道を上がっていくと、大学が見えてくる。

かなりきれいな大学だ。そこから見る景色も見とれてしまうほどだ。

大学は出入り自由だからぜひ行ってみたいところだ。

この大学はペパーダイン大学という1937年に創立された名門校だ。ランクでいうと49位だそうだ。

学生数は9000人で総合大学。

この日は週末だったからか、学生はほとんど見当たらず、閑散としていた。

留学した気分を数時間でも味わいたい。

それだけでなくてもここから見る海の景色を満喫できる。

ちょっと座ってこの自然の雄大さを体で感じる。

ソルスティス・キャニオン トレイルコース

大学を降るとマリブ・カントリー・マートがあり、食堂やお土産屋さんがある。

ここで食事をとるのもいい。日本のアウトレットのような作りになっている。

非常に落ち着いた雰囲気で、天気もよかったせいか、ぶらぶら散歩でもしてみた。

実際にはショッピングモールは三つあってかなり広い。人気がある食堂は混んでいるようだ。

ローカルなこの地域でしか見られないお店の雰囲気も味わえる。

さてそして海岸沿いをまっすぐ行くと、右手にキャニオンの入り口がある。

これはソルスティス・キャニオンという歩きやすいトレイルがあるキャニオンだ。

夕方までまだ時間の余裕があったから、トレイルに入り登ってみた。それほど険しくはなかった。道も舗装されていて歩きやすい。

最初は人気はなかったが、登山する人もちらほら見えて、安心感を与えてくれた。

空を見ると飛行機雲が。これは粋がいい。私には大事な思い出となってくれた。ありがとう。

トレイルを上り切ったところから海を見渡せる。

そして

トレイルを降りると、またマリブの海岸に出ることができる。

やはり海の水がきれいだ。

海を見ながら、きれいなビーチを散策してみよう。

マリブは一日とって歩いてみることをお勧めする。

午前中出発して、午後まで時間があれば、けっこう色々なところを歩いて見学できる。

一つの場所で静かにそして海と山が好きなアウトドア派にはきっとすばらしい思い出を残す場所となるだろう。

夕暮れ時のマリブも最高だ。

それを見ながらまたサンタモニカに帰っていく。

贅沢な一人旅だった。

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